テントなしで冬キャンプ。暖房のあるコテージに泊まれる関東のキャンプ場を5つ
冬キャンプはコテージから。暖房のあるコテージに泊まれる、関東のキャンプ場5選
冬のキャンプは、焚き火のありがたみ、満天の星空、虫が少ないなど、ほかの季節にない良さがある。 でも、しっかり準備をしないとテント泊は、ちょっと怖い。そこでおすすめしたいのが、コテージやキャビンに泊まる冬キャンプだ。壁と屋根があって、エアコンで部屋を暖められ、薪ストーブを使える施設もある。外で火を囲み、寒くなったら部屋に戻ればいい。 この記事では、東京から車や電車・バスで行ける(一部は駅からタクシー)関東のキャンプ場から、冬も泊まれるコテージ・キャビンのある5か所を選んだ。いま紹介するのは、予約のタイミングが理由だ。5か所のうち4か所は、利用日のおよそ3〜4か月前から予約を受け付けている。公式情報を確認した10月27日の時点で、12月と1月の分は多くがすでに受付中だ。2月の分も、これから順次受付が始まる。週末や連休を狙うなら、早めに検討しておきたい。 編集部は現地を訪れていない。各キャンプ場の公式情報をもとにまとめた。料金・営業日・設備は、2026年10月27日に公式サイトで確認したものだ。
Playground編集部 / 画像出典:3rdプレイスあきる野、有野実苑アウトドアフィールド、ケニーズ・ファミリー・ビレッジ、ウェルキャンプ西丹沢、PICA山中湖の各公式サイト(掲載許可済み)。
冬のコテージ泊、何を持っていく?(編集部より)
この章では、コテージに泊まる冬キャンプで、何を用意して、どう暖かく過ごすかの基本が分かる。ここに挙げるのは、施設の公式情報ではなく、編集部による一般的な目安だ。
コテージの設備は施設ごとにかなり違う。予約の前に「寝具」「トイレ」「キッチン」「お風呂」があるかを、公式ページで確かめておくと安心だ。
持っていくと安心なもの:
・寝具がない棟なら、寝袋と毛布。足りなければ、レンタルがあるかを先に確認する
・首・手首・足首を温めるもの(ネックウォーマー、手袋、厚手の靴下)
・焚き火をするなら、火の粉で穴が開きにくい綿やウールの上着
・温かい飲み物を入れる保温ボトル
暖かく過ごすコツ:
・部屋の暖房は、夕方の早めの時間に入れておく。日が落ちてからでは冷え切った部屋を暖めるのに時間がかかる
・焚き火やバーベキューは、各キャンプ場が決めた場所と時間を守る。テラスやデッキでの焚き火を禁止しているところもある
・夜道や朝の路面が凍ることがある(一般的な目安。各施設の公式に道路状況の案内は見当たらなかった)。車で行くなら、出発前に現地の天気と道路の情報を確かめる
・冬は天気や道路の事情で予定を変えたくなることもある。予約の前にキャンセル規定を読んでおく(たとえばウェルキャンプ西丹沢は、利用日の5日前から100%)
INDEXへ戻る森と農園のそばのログキャビン:有野実苑オートキャンプ場(千葉・山武)
この章では、家族や2人で泊まれる、冬は薪ストーブも使えるエアコン付きの小さなキャビンが分かる。
千葉県山武市、森と農園に囲まれたキャンプ場(公式サイトの名称は「有野実苑アウトドアフィールド」)。公式サイトは「都心から約90分、通年営業」とうたう。ここのログキャビンは全部で3棟。寝室は6畳ひと間に2段ベッドがひとつという、こぢんまりとしたつくりだ。
公式の案内では、寝室の横はテラス席で、冬は薪ストーブが使える。部屋にはエアコンがあり、キャビンの前では焚き火やバーベキューもできる。
気をつけたいのは寝具。マットレスだけなので、寝袋などを持参するかレンタルを使う。
・宿泊:ログキャビン(3棟)。1家族1〜5名、友人同士は2名まで。ペット不可
・設備:エアコン、室内電源。寝室の横のテラス席で、冬季は薪ストーブが利用可能(設置場所は予約時に施設へ確認)。2段ベッド1台(マットレスのみ、ほかの寝具は持参)
・料金(税込。日ごとの区分は公式のシーズンカレンダーで確認):1人 平日8,800円〜ハイ16,200円、2人 平日10,100円〜ハイ17,600円、3〜5人 平日11,500円〜ハイ19,000円
・冬の営業:通年営業。2027年1月4日〜7日は休業日(公式のシーズンカレンダー)。ほかの休業日は予約画面で確認
・チェックイン・アウト:IN 12:00〜16:00/OUT 10:00
・予約:公式サイトのWEB予約(カード決済)。利用日の約3か月前(93日前)から。長期連休・3連休は通常と異なる開始日が設定されることがある(2026年は設定あり)。公式の予約ルールで確認
・レンタル(1泊・税込):寝袋1,000円、毛布500円、電気毛布800円、ゆたんぽ400円、焚き火台1,200円(在庫により貸出中止の場合あり)
・場所:千葉県山武市板中新田224
・アクセス:東関東自動車道 酒々井ICから約30分。電車はJR東金線 求名駅からタクシーで約5分
INDEXへ戻る電車とバスでも行ける、名栗のミニログ:ケニーズ・ファミリー・ビレッジ(埼玉・飯能)
この章では、車がなくても行けて、レンタルで寒さ対策を足せるログハウスが分かる。
飯能市の名栗にあるキャンプ場で、公式サイトは名栗川での川遊びを案内している。公式に、飯能駅からバスで行く道順も示されている。
はじめての冬に向いていそうなのが、室内約5畳・5人までの「ミニログハウス」。公式は「エアコン付きで、夏も冬も快適に過ごせます」と紹介している。
ただし、ログハウスの中にトイレやキッチン、寝具はない。トイレとシャワーは共用で、炊事場は冬季(10月1日〜5月31日)にお湯が出る。寝袋や毛布、暖房器具のレンタルもある。ただし室内のコンセントは2口で合計1000Wまで。暖房のレンタル品をログハウスの中で使えるか、どれを一緒に使えるかは、予約のときに施設に確かめておきたい。
焚き火は、燃え移りを防ぐためテラスでは「ご遠慮ください」とされている。直火は禁止で、消防署の指導により焚火は22時までに消すルールだ。
・宿泊:ミニログハウス(室内約5畳・5名まで・7棟)。ひと回り広いミニログハウス プラス(約8畳・8名まで・3棟)もある
・設備:冷暖房エアコン、室内コンセント2口(合計1000Wまで)。トイレ・キッチン・寝具はなし(マットレスのみ)
・料金(税込):ミニログハウス 1泊8,250円〜53,900円(日によって変わる。利用日の料金は予約画面で確認)。別に施設利用料(1泊ごと)大人880円・子ども440円
・冬の営業:定休日は2026年12月1日・2日、2027年1月6日・7日。2月の定休日は決まり次第公式サイトに掲載
・チェックイン・アウト:IN 13:00〜15:00(15時を過ぎる場合は電話で連絡。17時以降のチェックインは不可)/OUT 10:30まで
・予約:公式サイトのオンライン予約(キャンプ場予約サイト「なっぷ」と同じ会員)。利用日の「3か月前の1日より」(たとえば2月の分は11月1日から)。電話 042-979-0300
・場所:埼玉県飯能市上名栗3196
・アクセス:西武池袋線 飯能駅北口から国際興業バスで約40分、「連慶橋」下車徒歩約5分。車は圏央道 青梅ICから約40分
INDEXへ戻る床暖房のあるコテージで、山あいの夜:ウェルキャンプ西丹沢(神奈川・山北)
この章では、布団とキッチンがそろい、床暖房のあるコテージが分かる。
丹沢の山あいにある、公式いわく「通年型キャンプ場」。公式のコテージ紹介では、室内設備として空気清浄機付きのエアコンと床暖房が挙がっている(エアコンは料金表で「全棟」と明記)。キッチンや布団もそろい、お風呂付きとお風呂なしで料金が分かれている。
公式のよくある質問によると、12月ごろには夜の気温が0度を下回り、水道管が凍ることもある。エアコンと床暖房があるのは心強い。
食器や調理道具、タオルは持参する。基本料金は事前振込で、入金が済んで予約が確定する。
・宿泊:コテージ(1泊、車2台・6名以内)。お風呂付き・お風呂無しの2種類
・設備:エアコン(空気清浄機付き、全棟)、床暖房(公式のコテージ紹介に記載)、冷凍冷蔵庫、キッチン、卓上カセットコンロ、やかん、トイレ、寝具(大人・小学生に敷き・掛け布団。幼児は3名に1組)、屋根付きウッドデッキ
・料金:お風呂付 オフシーズン22,000円/オンシーズン27,000円/ハイシーズン37,000円、お風呂無 14,000円/19,000円/29,000円(公式の料金表に税の表記なし。シーズンの期間は予約時に確認)
・冬の営業:通年型キャンプ場。休業日の掲載なし。空きは予約画面で確認
・チェックイン・アウト:IN 14:00〜17:00/OUT 11:00まで
・予約:公式サイトのWEB予約(会員登録制)。利用日の3か月前の同日から(会員ランクにより4か月前から)。オンライン予約は3日前まで。基本料金は事前振込
・場所:神奈川県足柄上郡山北町中川868
・アクセス:大井松田ICから国道246号で清水橋まで約20分、清水橋から約25分。電車・バスは小田急線 新松田駅から富士急バス西丹沢行きで約80分、終点「西丹沢ビジターセンター」下車
INDEXへ戻る富士山の自然の中で、焚き火のためのコテージ:PICA山中湖(山梨県・山中湖村)
この章では、お風呂もベッドもそろい、目の前に焚き火の炉があるコテージが分かる。
山梨県山中湖村の旭日丘交差点のすぐそばにあるキャンプリゾート(5か所のうち、ここだけ関東の外の山梨県にある)。8種類の宿泊棟のうち、冬に選びたいのが「TAKIBIコテージ」だ。名前のとおり、外にレンガ造りのファイヤーピット(焚火台)とハンモックがあり、公式は「炎のゆらぎを眺めながらハンモックに揺られたり」する過ごし方を紹介している。
室内は冷暖房付きで、布団、お風呂とトイレ、食器・調理器具、タオルやシャンプーまでそろう。持っていくのは寝間着と焚き火の燃料(薪・炭・着火剤)、食事なしのプランなら食材も。燃料はフロントでも買えるが、持参すると確実だ。雨の日はファイヤーピットを使えない。
料金は日によって大きく変わる(予約画面の2名1室利用時の目安は、10月27日〜11月4日の表示で1万7,850円〜2万8,220円。各日の最低額の目安で、税の表記なし。12〜2月分は未確認)。
・宿泊:TAKIBIコテージ(定員4名・5棟)。4歳以上が料金の対象
・設備:冷暖房、シングルベッド2台・マットレス・布団セット、風呂・トイレ・洗面所、シンク・ミニ冷蔵庫・電子レンジ・電気ケトル、食器・調理器具、タオル類。屋外にBBQグリル、焚火用ファイヤーピット、ハンモック
・料金:宿泊施設一覧では「1泊1名 5,270円〜」と表示(どの条件の金額かは公式に記載なし、税の表記なし)。ほかの4施設のような1棟あたりの料金ではない。2名で使う場合の目安は日によって大きく変わるので、利用日の料金は予約画面で確認
・冬の営業:2027年3月31日までの宿泊プランを掲載。公式の利用案内に「定休日:水・木(繁忙期を除く)」とある。水・木に泊まれるかは予約画面で確認
・チェックイン・アウト:IN 14:00〜19:00(食事付きプランは18:00まで)/OUT 8:00〜11:00
・予約:公式サイトのオンライン予約のみ。利用日の3か月前の同日午前0時から
・焚き火:焚火台などを使えば可。キャンプファイヤーと場内の花火は不可
・場所:山梨県南都留郡山中湖村平野506-296
・アクセス:東富士五湖道路 山中湖ICから車で10分(旭日丘交差点からすぐ)
INDEXへ戻る仲間と大きなログハウスを借りる:3rdプレイスあきる野(東京・あきる野)
この章では、都内から近く、大人数でまるごと借りられるログハウスが分かる。
5か所のうち、唯一の東京都内。公式は「電車・車で新宿から約1時間」と案内している。カナディアンログやポスト&ビームのログハウス(公式は「ログコテージ」)を1棟まるごと借りるスタイルで、いちばん小さな棟でも最大10名。友人グループや2〜3家族向きだ。
ログハウスには風呂・トイレ、キッチン、寝具一式、エアコンがそろう。公式は薪ストーブがあることも案内していて、薪ストーブセット(薪・着火剤・火バサミ)も買える。ただし、棟ごとの紹介で薪ストーブが書かれているのは一部の棟だけなので、薪ストーブの有無は予約のときに施設へ確認したい。公式は、ロッジは1年を通して利用できるとしている。
焚き火は焚き火台を使えばできるが、ログハウスのウッドデッキでは禁止(バーベキューコンロは使える)。パジャマやタオル、洗面用具、ボディソープ・シャンプー、食材は持っていく。2027年1月の宿泊分から料金が変わる。
・宿泊:ログハウス4棟(きつね棟・らくだ棟は最大10名、コアラ棟は最大12名、たぬき棟は最大15名)
・設備:風呂・トイレ、キッチン(冷蔵庫・ガスレンジ・電子レンジ・炊飯器・調理器具・食器)、寝具一式、エアコン。薪ストーブ(棟によって異なる可能性があるため予約時に確認)
・料金:2026年中の宿泊は、きつね棟・らくだ棟 44,000円(税込)〜、たぬき棟・コアラ棟 66,000円(税込)〜。2027年1月の宿泊分からは、きつね棟・らくだ棟は8名まで44,000円、たぬき棟は13名まで66,000円、コアラ棟は10名まで66,000円で、それを超える人数は1名5,500円(全棟、小学生以上の人数で計算。お知らせに税の表記なし)
・冬の営業:ロッジは1年を通して利用可(定休日・年末年始の扱いは公式に記載がないため、施設へ問い合わせを)
・チェックイン・アウト:通常 IN 13時〜/OUT 11時まで
・予約:公式サイトの申込フォーム(Googleフォーム)から。予約確定までの流れは公式に記載がないため、施設へ問い合わせを
・場所:東京都あきる野市網代西峰312
・アクセス:JR武蔵増戸駅から徒歩20分ほど。公式は「電車・車で新宿から約1時間」と案内
INDEXへ戻るどこを選ぶ? 行き方と過ごし方のヒント
この章では、5か所を「誰と」「どう行くか」で選ぶための目安が分かる。
・電車とバスで:ケニーズ(飯能駅からバス)、3rdプレイスあきる野(武蔵増戸駅から徒歩)、ウェルキャンプ西丹沢(新松田駅からバス)
・寝具を持っていきたくない:ウェルキャンプ西丹沢、PICA山中湖、3rdプレイスあきる野(有野実苑とケニーズはマットレスのみ)
・少人数で:有野実苑のログキャビン(家族なら5人まで、友人同士は2人まで)、ケニーズのミニログハウス(5人まで)、PICA山中湖のTAKIBIコテージ(4人まで)
・仲間や2〜3家族で:3rdプレイスあきる野のログハウス
過ごし方は、明るいうちに着いて、日が落ちる前に火をおこすのがいい。チェックインの受付が早めに締まるキャンプ場も多い(ケニーズのログハウスは13〜15時で、15時を過ぎるなら電話で連絡、17時以降は不可。有野実苑は12〜16時、ウェルキャンプ西丹沢のコテージは14〜17時)。
INDEXへ戻るあわせて読みたい
焚き火のイベントなら「冬こそ焚き火。関東から行ける焚き火・キャンプイベント【2026年12月】」、夜の散歩なら「森と庭と棚田の光へ。関東の自然の中のイルミネーション【2026-2027】」もどうぞ。
料金・営業日・設備は変わることがあります。予約の前に、各キャンプ場の公式情報を確認してください。この記事は公式情報をもとに編集部がまとめました。掲載情報は2026年10月27日に確認しました(料金と予約方法は10月28日に再確認)。
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